日本発、世界へ。ブロックチェーンで築く未来【手塚氏インタビュー】

先日、Startale Japanは手塚氏を事業開発責任者として迎えました。

シティバンク、HSBC、SBI新生銀行で金融ITプロジェクトを推進し、その後Google JapanやByteDance(TikTok)でテックプラットフォームの日本事業を牽引してきた手塚氏。金融とテック、両方の世界を経験してきた彼が、次に選んだのはブロックチェーンでした。

なぜ今、ブロックチェーンなのか。Startale創業者の渡辺創太との出会い、参画を決めた理由、そして日本発のグローバル企業としてのStartaleの可能性について話を聞きました。

「日本発のGAFAMを作る」という本気の覚悟に共感した

——まずは、Startale参画の決め手について教えてください。

手塚: かつて日本は大企業としてイノベーションを推進する側でしたが、今はビジネスが硬直化し世界に遅れをとっているのが実情です。そんな中、Startaleは世界市場で成功を収めることを本気で目指しているスタートアップです。日本発のグローバル企業の成長を牽引できる機会に魅力を感じました。

——渡辺さんと初めてお会いした時の印象を教えてください。

手塚: 大局をきちんと見据えたうえで、日本発のGAFAMを作ろうと本気で考えていると感じました。自分が彼と同じ年齢だった時は丁度アメリカの大学院に留学中で、外から日本を変えたいと思っていたので、その時のことを思い起こして共感したのを憶えています。

——参画までの経緯について教えてください。

手塚: 創太さんと初めてお会いしてから約一年間コミュニケーションを続けた上での入社となりました。自分はもともとWeb2側の出身でブロックチェーン領域についてはゼロからのスタートでしたので、創太さんと会話を重ねながら業界知識をキャッチアップしていきました。おかげでスムーズに業務を開始することができたと感謝しています。

今までのキャリアでは海外発のビジネスが日本市場に参入するのを支援する立場でしたが、今回は日本発のグローバル企業の成長を牽引するコアメンバーとして活躍できる。その機会に魅力を感じて参画を決めました。

金融からテック、そしてブロックチェーンへ

——そもそもブロックチェーンをどのようなきっかけで知ったのでしょうか?

手塚: Googleのかつての同僚たちが次のイノベーションを求めてブロックチェーン領域にチャレンジし始めたことがきっかけでした。もともとはGAFAMに代表されるテック企業が世界でイノベーションを牽引していましたが、今、次の変革を起こすべく人材がブロックチェーン領域に移動しはじめており、自分もその一翼を担いたいと思ったのがきっかけです。

——数あるテクノロジー領域の中で、なぜブロックチェーンを選ばれたのでしょうか?

手塚: 技術革新によってビジネスの在り方は進化していきます。かつて自分は金融機関で事業のデジタル化に従事し、その後GoogleやByteDanceといったプラットフォームでパートナー企業のビジネストランスフォーメーションを支援してきました。新たにブロックチェーン領域に参画することで、今までの経験を活かして従来のビジネスとの橋渡し役を務めることができると考えました。

Startale Japan 事業開発責任者として、日本企業の皆さまが当たり前のようにブロックチェーン技術を活用して事業生産性を上げていく、そんな近未来を築いていければと考えています。

25の国々から集まるグローバルチーム

——現在、Startaleでどのような役割を担っていますか?

手塚: Startaleは「世界をオンチェーン化し次の文明の基盤を築く」というミッションを掲げています。ブロックチェーン技術が世界中の人々に奉仕する未来を築くことを目指していて、その中で自分はひとつでも多くの日本企業がブロックチェーン技術を活用して事業課題を解決できるよう支援しています。

——グローバルなチームを率いる上で意識していることを教えてください。

手塚: Startaleは日本発の企業ですがとてもグローバルなチーム構成で、25の国々と、さまざまなバックグラウンドのメンバーが世界各地から参画して業務に従事しています。その中で社内のコミュニケーションは必然的に大半がオンラインとなり、チームとしてまとまって会社のミッションを実現していくためには企業文化の醸成は欠かせません。

手塚:Startaleが重要なCulture(文化)として掲げている三つの要素、Growth Mindset (常に成長を求め続ける精神)、Integrity(誠意)、そしてOpen & Transparency(オープンで透明性の高いコミュニケーション)をもって仕事に取り組むことを個人としてもチームとしても徹底するように常に心掛けています。

「次の文明を築く」というミッション

——Startaleのミッション"Building the Next Civilisation by Bringing the World Onchain."を初めて聞いたとき、どんな印象を受けましたか?

手塚: 今後、ブロックチェーンの活用はごく当たり前のことになっていくと確信しています。技術革新によって文明は創造され、人々の生活を大きく変えてきました。Startaleがその当事者としてその動きを推進していくことをミッションとしているのは、ブロックチェーン技術によって世界を変えることを目指しているStartaleとしてふさわしいと思います。

「まだ始まったばかり」の挑戦に、あなたも参加しませんか

——最後に、どんな人にStartaleの挑戦に加わってほしいと考えていますか?

手塚: Startaleは世界市場で成功を収めることを本気で目指しているスタートアップ企業です。日本発のグローバル企業の成長を牽引する初期メンバーとして活躍できる機会に魅力を感じていただける方は是非応募をご検討ください。

採用情報

現在、Startaleでは複数ポジションで採用強化中です。 世界を変える挑戦に、あなたも参加しませんか。 募集中ポジションはこちらから。